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医院からのお知らせ&デンタルコラム

医院からのお知らせ及び、院長発信のデンタルコラムです。
過去にもたくさんの情報を掲載しておりますので、お時間がございましたら、お読みください。

 

月刊トピック(2023~2024年)

医院からのお知らせ&デンタルコラム

医院からのお知らせ及び、院長発信のデンタルコラムです。
過去にもたくさんの情報を掲載しておりますので、お時間がございましたら、お読みください。

 


「知覚過敏について
◇歯の構造
歯はまず口の中で見える部分の一番外側に「エナメル質」という硬い組織があり、歯を守る役目をしています。
骨に埋まっている根の部分の周りには薄い「セメント質」、その内側には「象牙質」があり、その表面には極めて小さな穴が無数に開いていて、これが歯の中にある「神経(歯髄)」に管(象牙細管)となって通じています。
管の中にはセンサーとも言うべき神経の細胞の突起が入っています。
 
象牙質が何らかの原因で直接、外界からの刺激を受けると、センサーを通じて歯の神経が危険信号を察知し、歯に痛みが生じます。
刺激の原因は虫歯の場合もありますが、虫歯でなくても歯の表面が欠けたりして象牙質が露出すれば痛みが生じてきます。
これが知覚過敏症です。
 
◇原因
ある程度進行した歯周病を患うと、治療後に歯茎の位置が下がって歯が露出し、知覚過敏を起こすことがあります。
炎症が起こっている際は見かけ上、正常の位置だった歯茎が治療によって炎症が治まり引き締まった結果、歯の根の部分が露出。
象牙質が外部にさらされて直接、刺激を受けるようになり、冷たいものが染みたり、歯ブラシなどで引っかくと痛みが生じたりするのです。
 
歯茎が健康でも、力任せに横方向に磨いたり、歯磨き剤に配合されている研磨材が知らず知らずのうちに歯を削っていたりすることもあり、これが原因となるケースもあります。
また最近では、かみ合わせの不具合や強い食い縛りなどにより、局所的に不用意な力が加わることによっても歯の欠損が生じると分かってきました。
多くの場合、歯と歯茎の境目(歯頚部)辺りに生じやすく、歯頚部知覚過敏症とも言われています。
 
◇虫歯との見分け方
虫歯の場合は、歯の色が茶褐色になっていて、どこかに穴が開いていることが多く、痛みも一過性ではないのが一般的です。
冷たいものが接触してズキンとした痛みを感じ、そのまま鈍痛が数秒から数十秒間持続するようなら、虫歯によって歯の神経に炎症が起きている可能性があります。
また、熱いものを食べたときにズキズキと持続的な痛みが生じれば、すでに歯の神経に炎症が起きています。
一方、冷たいものが染みても、一瞬で回復すれば知覚過敏症です。
 
◇治療法
前述のように、知覚過敏が起こる原因は象牙質の露出ですから、露出している部分をふさげば症状は消えます。
治療法は種々ありますが、まずは歯ブラシを正しい方法で使用することが重要です。
歯科医院でしっかりと指導を受けましょう。
それによって生体の防御機能が働き、自然に歯の中の壁が厚くなったり、象牙細管がふさがれたりします。
 
硝酸カリウムやフッ化ナトリウムなど、象牙細管の封鎖を促進する薬剤が配合された市販の歯磨き剤を使用するのも有効です。
これを柔らかめの歯ブラシに付けて、力を入れずに染みている歯に対して薬を塗りこむような要領で、毎日丁寧に磨きます。
場合によっては歯間ブラシに付け、歯の間も丁寧に磨きましょう。
 
知覚過敏症の症状は、その日の体調によっても左右されます。
軽度の場合は自然治癒もあり得ますが、放置しておくと痛みが悪化するケースもあります。
各種薬剤からマウスピース、レーザー照射まで、種々の治療法が可能ですので、歯科医師にご相談ください。
 
なお、放置してしまった場合、歯の中の神経に炎症が起こることがあります。
炎症は生体の防御機能ですので、何か生体内に悪影響を及ぼすものが侵入してきている証しとなります。
こうなると、歯の神経を保護したり抜いたりする処置が必要となってきます。


「歯磨き粉
虫歯や歯の黄ばみなど、自身の悩みに合わせた歯磨き粉を選んでいる人は多いでしょう。
しかし、SNSの情報やドラッグストアに並ぶ商品を見て、どれを買うべきかを悩むことも多いと思われます。
買うときや使うときにはどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。
 
①黄ばみや虫歯 悩み別で選ぶ歯磨き粉のポイントとは
マスクなしで生活しているなかで、今まで以上に自分の歯が気になることもあるでしょう。
歯の黄ばみには、着色汚れを落とすポリリン酸ナトリウムなどの有効成分が含まれている、いわゆる「ホワイトニング歯磨き粉」を活用しましょう。
 
また、歯の汚れを落とす効果がある研磨剤入りのものもありますが、過度な使用は歯の表面のエナメル質や歯茎を傷付ける可能性があります。
その傷に歯垢(プラーク)がついて汚れが付着することもあるため、低研磨性のものを使うことをおすすめします。
歯の黄ばみは、歯磨きだけではなく、ポリフェノールやアントシアニンなどを含む着色しやすい食事や飲み物、喫煙を控えるなど日常からの予防も大切です。
 
虫歯予防のためには、フッ素が含まれた歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。
フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生を抑制します。
また、エナメル質の再石灰化を促進し、酸や細菌から歯を守る効果もあります。
 
しかし、セルフケアだけでは、歯の健康を守れない場合があります。
磨くときの癖や使用した歯磨き粉の成分によっては、歯肉の色素沈着など口腔内のトラブルや虫歯、歯周病を引き起こす可能性もあるため、定期的な歯科検診が大切です。
深刻な黄ばみや口臭などの悩みは、歯科医師や歯科衛生士による専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。
日常の歯磨きと併せて行うと効果的でしょう。
 
②歯磨き粉の適量は? 歯ブラシは乾いたままが良い理由
大量の歯磨き粉を使って磨いたほうが、予防に効果があるように思うかもしれません。
しかし、たくさん歯磨き粉を使っても、ブラッシングの際に歯磨き粉が使い切れず、きちんと磨けなくなる可能性があります。
 
歯磨き粉の適切な量は、年齢によって異なります。以下の量を参考にすると良いでしょう。
・6か月~2歳:3ミリ程度
・3~5歳:5ミリ以下
・6歳以上:1センチ程度
 
また、歯磨き粉を使う際に、いったん歯ブラシを濡らしてからつけている人もいるでしょう。
しかし、「しっかりとブラッシングする」という点で、歯磨き粉は歯ブラシが乾いた状態でつけることをおすすめします。
理由は、歯ブラシを濡らすと泡立ちが良くなり、ブラッシングの効果がわかりにくいことにあります。
そうするとあまり磨けていないのにもかかわらず、泡立ちの良さによってすっきりするので磨けたような気になり、歯磨きを終えてしまいます。
 
歯磨きの目的は、歯の表面についた、もしくは歯と歯の間に入り込んだ食べカスなどの汚れ、虫歯や歯周病の原因菌が住み着いているプラークを取り除くことです。
丁寧に行いましょう。
 
悩みに合わせた歯磨き粉を選び、適切な量で正しく歯を磨くことで、日常的に口腔内における悩みの解消へ近づくことができます。
ただし、虫歯などは早期治療が有効なので、繰り返しにはなりますが、歯の健康を長く保つためには定期的な歯科検診が大切です。


歯のかみ合わせ「一部分が高く感じる」などの違和感を訴える歯科受診者増加!
歯をかみ合わせたときに「一部分が高く感じる」「一部の歯がひっかかる感じ」などかみ合わせの違和感を訴え、歯科を受診する人が増えているといいます。
 
歯科医院で歯と歯の間に紙(咬合紙)を挟まれて、「かんでみてください。高くないですか?」と言われたことがあると思います。
これはかみ合わせのチェックと調整です。
 
むし歯や歯周病などで歯を失ったり、欠けてしまった部分を補う詰めもの(充填物)やかぶせもの、ブリッジなどの補綴治療後に欠かせない処置です。
かみ合わせがよくないと、よくかめないほか、歯や顎関節、咀嚼筋に不快な症状が出たり、肩こりや頭痛、イライラするなど精神的な症状があらわれることがあります。
補綴治療ではかみ合わせが高くなるので、調整は必ず必要です。
 
■わずかに高くても違和感が生じる
上下の歯でかんだ状態がかみ合わせです。
上下の歯はそれぞれ上顎骨、下顎骨とつながっている。
耳の前の側頭骨のくぼみに下顎骨がはまり込むように連結されている。
この連結部分が顎関節です。
 
リラックスしているとき、下顎は顎関節を介して宙ぶらりんの状態で、上下の歯は接触しないのが自然です。
食事などで下顎を引き上げたときに、初めてかみ合わせが起こります。
このかみ合わせに「高い」「何かひっかかる感じ」など痛みではない違和感が生じるものが「かみ合わせの違和感」です。
 
かみ合わせの違和感は、周囲が想像する以上につらい状態です。
「うまくかめない」「どこでかんだらいいかわからなくなり、顎の調子がおかしい」「首や頭部に痛みが出た」などの訴えのほか、精神的苦痛から家事や仕事ができなくなったり、うつ状態になる場合もあります。
2013年には日本補綴歯科学会において、こうした症状を「咬合違和感症候群」と呼ぶことになりました。
 
歯は小さな砂や髪の毛一本をかんでも、その異常を感知する、敏感な感覚器官でもあります。
その鍵となるのは歯根膜で、歯の歯根の表面(セメント質)と歯が埋まっている骨(歯槽骨)を結び付ける厚さ約0・3ミリの結合組織です。
かんだときに歯にかかる力を吸収・緩和するとともに、その感覚を脳に送っています。
歯は食事の際などに歯根膜を介して、約0・1ミリの範囲内で動きます。
かみ合わせも約0・1ミリまではからだが許容しますが、それを超えると痛みなどの問題が生じやすいのです。
 
前頭前野は「脳の司令塔」といわれ、高度な精神活動をつかさどっています。
記憶や感情、行動に関わり、「いつもと違う刺激」に敏感です。
中でも右側はストレスなどに対する反応が強く出ることが報告されています。
かみ合わせの異常が続くと、脳が不快な状態を感じ、このような変化が生じていると考えられるといいます。
 
かみ合わせの違和感が生じる原因の一つは、前述のように補綴治療によるものだ。
詰めものやかぶせものをした後、歯科医師が高くなった分を削るが、中にはこの調整がうまくいかず、正しいかみ合わせになっていない場合があります。
 
■早めに歯科医師に相談することが大事
歯の治療後、1週間以内に違和感がある場合は、再度、歯科を受診し、その症状を伝えてください。
なお、歯並びが悪い場合やむし歯や歯周病で歯がグラグラしていたり、歯を失っている場合も、かみ合わせが悪くなり、違和感を生じることがあります。
この場合、原因となる病気の治療をすれば症状はよくなと思われます。
 
もう一つの原因として、顎関節症によるものがあります。
顎関節症とは「顎関節と咀嚼筋の痛み」「開口障害(口が開かない)」「顎関節の雑音(顎が鳴る)」を主な症状とする病気です。
顎関節症になると顎が痛んだり、口が開かなくなることから、痛みのないほうの歯でかむ習慣がつき、かみ合わせが悪くなってしまったり、何らかの原因で顎の骨が変形することで、顎の位置が変わることが要因になるケースもあります。
補綴治療でかみ合わせが悪くなったことをきっかけに、顎関節症になることもあるという。
 
このほか、かみ合わせの違和感の原因となる顎の病気には、細菌が顎の関節に感染し、炎症を起こす「感染性顎関節炎」や顎のがんなどの「腫瘍」があります。
下顎の一部である下顎頭が減っていく「進行性下顎頭吸収」や「慢性関節リウマチ」(関節の症状が顎関節にあらわれた場合)、自分の意思とかかわりなく顎などが動く「ジストニア」によるものなどがあります。
また、詳しい検査をしても、かみ合わせの異常や原因となる病気が見つからない場合もあります。
歯ぎしりやくいしばりなど、上下の歯の接触が続くことにより、感覚神経が興奮していたり、ストレスなど心理的要因が影響している場合などが考えられます。
 
原因不明の違和感に対しては、患者から要望があっても歯を削ることはしません。
まずは患者さんの訴えをよく聞くことから治療がスタートします。
不快感、違和感が続くようであれば歯科医院の受診をおすすめします。

所在地

〒085-0048 釧路市駒場町1番2号

電話番号

☎:0154-31-7373

📠:0154-73-7374(FAX)

バスでお越しの方

釧路バス55番線乗車/若草8番地バス停下車

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お支払いについて

自費診療(保険外診療)に限り、クレジットカード払いが可能です。

 
診療時間
09:30〜13:00 - -
14:30〜17:00 - - - - - -
14:30〜18:00 - - -
休診日:木曜、日曜、祝日
お昼休み:13時~14時30分

 
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