

月刊トピック
医院からのお知らせ&デンタルコラム
医院からのお知らせ及び、院長発信のデンタルコラムです。
過去にもたくさんの情報を掲載しておりますので、お時間がございましたら、お読みください。


月刊トピック(2023~2024年)
医院からのお知らせ&デンタルコラム
医院からのお知らせ及び、院長発信のデンタルコラムです。
過去にもたくさんの情報を掲載しておりますので、お時間がございましたら、お読みください。
「妊婦さん歯科受診について」
妊娠した女性は歯科受診をためらうケースが少なくない。
診療の途中で具合が悪くなる心配があるほか、エックス線の照射や麻酔の使用などが胎児に何らかの悪影響を及ぼしかねないと懸念するからです。
これに対し、専門家は胎児にはほぼ影響しないと説明しております。
妊娠するとホルモンのバランスが変化し、虫歯や歯周病などのリスクが高まるとした上で、つわりが落ち着く安定期に歯科健診を受けるよう推奨しています。
◇エックス線、麻酔、飲み薬を不安視
妊娠期は、口の中も大きな変化が起こっています。
歯茎からの出血や唾液の減少、口内の粘つき、口臭といった症状が表れやすく、こうした状態が続くと虫歯や歯肉炎、歯周炎になる危険性が高くなります。
発症すると、場合によっては低体重児出産や早産につながる恐れもあります。
一方、妊婦はいろいろな面で神経質になりがちです。
胎児を大事にしようと意識するあまり、歯科診療についても過度に不安視するケースが見られます。
例えば、診療中に具合が悪くなったり、エックス線撮影や麻酔・飲み薬が胎児・授乳に影響したりすることへの危惧が聞かれることがたびたびあります。
不安な気持ちがあると、必要な診療から遠ざかる事態になりかねません。
◇産科医と連携し安全確保
こうした懸念に対し、一番に心掛けているのは妊婦の不安を取り除くことであり、産科医と連携し、歯科治療ができる状態か、使える薬は何かなどを聞きながら治療を進める方が安全性が高いです。
アレルギーなど個々人の体質も考慮し、麻酔・飲み薬にどの薬剤を使うかを選択し、使用は必要最小限にとどめるとしています。
エックス線撮影に関しては、写真から得られる情報は非常に重要であるとした上で、胎児への影響はほとんどないと説明をします。
特定の歯を調べるための局所的な「デンタル撮影」の被ばく線量は約0.01ミリシーベルトで、国内の普通の生活で浴びる1年間の放射線量(平均1.5ミリシーベルト)の150分の1程度。
すべての歯を写す「パノラマ撮影」でも約0.03ミリシーベルトで、50分の1にすぎない。
さらに、撮影時には放射線を遮る防護エプロンを使用するため、「被ばく量は非常に少量で、安全と考えていいと思われます。
◇出産後は多忙、安定期に受診を
妊婦の健診実態はどうなっているのだろうか。
厚生労働省がまとめた2019年度の地域保健・健康増進報告によると、受診率は35.2%と低調であり、ライオンの2023年調査では、受診しない理由として「つわりなどで体調が悪かった」「普段から治療以外で歯科医院に行く習慣がない」「虫歯などの不具合がない」と回答した割合が高かったようです。
ライオン歯科衛生研究所の歯科衛生士さんは、妊娠中に歯科を受診するハードルが高いと感じる人もいるかもしれない、と述べた上で、受診を促す方策として
①体調が落ち着く安定期(妊娠5か月ごろ)になったら早めに受診する
②妊娠前から歯科で予防処置を受ける習慣を付ける
③口内の変化に気付いていない可能性があるため、不具合がなくても受診し確認してもらう―などを挙げています。
エックス線や麻酔、薬への不安に関しても歯科医院では妊娠を考慮しながら診てくれるので、迷っている人はぜひ受診してほしいと力を込めたコメントがあります。
妊娠中の受診を勧めるのは、出産後の多忙な生活も理由の一つです。
ある女性はおおむね2時間おきに授乳やおむつを取り換えるなど、昼夜を問わず育児に追われていたといいます。
そうなると歯科医院へ足を運びづらくなるため、自分の時間が取りやすい妊娠中に受診しておくことが大切ですとのこと。
◇かかりつけ医を持とう
ライオンの調査では、歯科を受診した妊婦の合わせて7割が「非常に満足」「やや満足」と回答があり、具体的には「虫歯が見つかり治療できた」「安心して出産を迎えられた」「歯科医に丁寧に診てもらえた」などと評価する声があったそうです。
受診をめぐる不安が解消されれば歯科健診を受けたいと考える人は多いようです。
妊娠期の歯科健診の利点に関し「口腔内の疾患の早期診断・対応につながり、重症化を避けられる」併せて、生まれてくる子どもについても医師にさまざまな質問ができるとし、「歯が生える時期や虫歯予防、歯磨きの方法などをぜひ聞いてほしい」と呼び掛ける。
その上で、「理想は普段からの定期的な歯科健診。
自分だけでなく、赤ちゃんや家族に関して相談できる『かかりつけ医』を持つことが非常に大事だ」と付け加えた。
「口腔内トラブルから全身疾患へ」
歯周病や虫歯などの口腔内トラブルは、がん、心臓病、糖尿病、認知症といった全身の疾患につながる──。
そんな研究結果が一般に広く浸透してきたこともあり、歯科医院を訪れる75歳以上の高齢者が増えています。
健康長寿のために口腔ケアに取り組むのはもちろん重要ですが、中には“手遅れ”なくらい状態が悪い人もいらっしゃいます。
とりわけ、1人暮らしの高齢男性は注意が必要です。
75歳以降で治療を始めようとする患者さんの場合、深刻な状態に悪化しているケースが多いです。
テレビで口腔内トラブルが全身の病気と関係していると目にしたことがきっかけで来院された76歳の男性がいらっしゃいました。
奥歯がほとんど抜けている状態で、食事は前歯や歯茎で噛んでいたものの、前歯もグラグラしてきてしまってどうにもならないから何とかしてほしいとのことでした。
しかし、ここまで状態が悪いと、自分の歯を残す治療をするには手遅れです。
何本もインプラントを埋め込む手術は侵襲度が高いため持病などがあると実施が難しいケースも多いですし、残っている歯をすべて抜いて総入れ歯にするしか手はありません。
このような手遅れの状態まで悪化している患者さんは1人暮らしの高齢男性に多い傾向があります。
奥さんに先立たれたり、ずっと独身だったりと事情はさまざまですが、1人暮らしの高齢男性は、生活習慣が乱れているケースが目立ちます。
自炊する人が少なく、毎日、外食やコンビニ食で食生活が偏り、菓子パンだけで済ませる機会が多かったり、野菜はほとんど食べずに肉や炭水化物ばかりで、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足し、歯周病が促進されてしまうのです。
また、家族の“目”がないために、歯磨きなどの日々の口腔内ケアが面倒になって、おろそかになるケースも少なくありません。
■「客観的な評価」と「周囲の目」が大切
一方、高齢でも妻や子供と同居している人は、「客観的な評価」で自分の口腔内の状態を把握できます。
たとえば、一緒に食事をしているときに食べるスピードが遅くなっているとか、硬いものを避けるようになったと指摘されれば「歯が悪いのが原因だからきちんと治療しよう」という意識になります。
家族から、口臭がひどくなったと言われて、歯周病を疑い歯科医院に足を運ぶケースもあります。
また、1人暮らしの高齢男性は外にコミュニティーがなく、定年退職後は自宅にこもりがちになる場合が多いようです。
逆に外で仕事を続けていたり、友人や知人と交流があって外出する機会が多い人は、手遅れになるまで口腔内トラブルを放置するケースは少ないです。
家族と同じように周りの人たちからの「客観的な評価」によって自覚できるうえ、「周囲の目」も意識するからです。
以前、前歯が2本抜けてしまっていた80歳の男性が、前歯をきれいに治してほしいと来院されました。
それまで通っていた歯科医院では積極的な治療はせず現状維持を勧められていたものの、やはり治療したいとのことでした。
その男性は1人暮らしでしたが、友人たちと定期的にマージャンを楽しんでいて、その際に食事がしにくかったり、見た目が気になっていたといいます。
そこで、残っている両脇の歯を支えにして一体型のかぶせ物を装着するブリッジを入れる治療を実施したところ、満足して喜んでいただけました。
『客観的な評価』と『周囲の目』は、口腔内の健康を維持するうえでそれくらい大切なのです。
口腔内トラブルの“手遅れ”を防ぎ、健康寿命を延ばすためには、自分の足で歯科医院に通えるうちにトラブルはすべて治療し、75歳以上になったらメンテナンスに通うだけで問題ない状態にしておくことが大切です。
とりわけ1人暮らしの男性は、日頃から口腔内の状態を意識して、不具合があればしっかり治しておきましょう。

「入れ歯で微生物が増殖 」
口の中をはじめ、身体には多くの細菌が棲んでいます。
そのため、入れ歯は微生物が増殖しやすい「巣」のような役割になっています。
肺の「上流」にあたる口の中にうじゃうじゃと微生物が棲んでいる状態ですと、当然肺炎を起こしやすくなります。
実際にアメリカにおける10万人あたりの年間肺炎患者数を観察したところ、入れ歯を着用している人では、着用しない人と比べて9.33倍肺炎のリスクが高いことが示されています。
また、肺炎で入院中の高齢者の入れ歯の細菌量を、介護施設入所者のそれと比較した研究があります。
これによると、肺炎の患者さんでは入れ歯に20倍の量の細菌が定着していることが示されました。
不衛生な入れ歯が多い、ということです。
飲み込んでしまえば微生物は便から排泄されますが、高齢者の場合、入れ歯にたくさんの菌が棲んでいる状態が続くと、誤えんなどの影響もあって肺炎のリスクが高くなるというわけです。
肺炎を予防するための入れ歯に関する注意点
入れ歯は毎日洗浄する必要があります。
入れ歯を毎日洗浄していないと、高齢者の肺炎のリスクが1.3倍高いというデータも存在します。
入れ歯を着用している人は、うまく食べ物を咀嚼(そしゃく)することができない高齢者が多いため、誤えん性肺炎などのリスクが高いです。
しかし、洗浄して適切に着用すれば、誤えんを減らすことができるので、むしろ「正しく使用した入れ歯は肺炎を減らす」という見解もあります。
「今日は水洗いでいいか」と手を抜き始めると、だんだん入れ歯のお手入れの細やかさが失われ、いつの間にやら汚い入れ歯を毎日着用しているという事態に陥ります。
また、夜は入れ歯を必ず外して寝るようにしましょう。
睡眠中は唾液の分泌が減少し、細菌が増殖しやすくなるため、入れ歯をつけたまま寝ると肺炎のリスクが2倍以上高くなることが分かっています。
場合によっては入れ歯を入れて寝たほうが良い場合もありますので、歯科医師と相談しましょう。

「 ベロが腫れてぶつぶつ・・・イチゴ舌・・・」
喉の痛みを訴える子どもの舌が赤く腫れて、イチゴのようなぶつぶつができていたら「イチゴ舌」かもしれない。
イチゴ舌の症状が見られる場合、ほとんどのケースは溶連菌感染症です。
3~12歳ぐらいのお子さんに多い病気ですが、大人でも感染します。
ただし溶連菌感染症のすべてのケースでイチゴ舌が表れるわけではありません。
川崎病も似た症状
イチゴ舌は特徴的な症状ですが、舌そのものに痛みやかゆみ、飲食時の違和感などがあるわけではようです。
症状の出方にも個人差があるため、軽度の場合は舌の症状に気付かず受診するケースは少なくないとのこと。
症状が強く出ている場合は、イチゴ舌をきっかけに受診される患者さんもいます。
溶連菌感染症はイチゴ舌だけでなく発熱、喉の強い痛み、全身の赤い発疹などの症状も同時に出るため、それらがきっかけで受診して、イチゴ舌に気付かれるケースが多いようです。
溶連菌感染症以外に、イチゴ舌の症状が出る病気は川崎病です。
他にも発熱、発疹、リンパ節の腫れなど、溶連菌感染症と同じような症状が表れます。
溶連菌の熱は3~4日で治ることが多いのですが、川崎病の場合、高熱が5日以上続くため、熱の出方が両者を見分ける大きなポイントです。
また、川崎病は4歳以下の子どもで発症するケースが多い病気です。
薬は飲み切ること
溶連菌感染症は、A群溶血性連鎖球菌という細菌が原因で、飛沫(ひまつ)か接触によって感染します。
このため予防にはうがいと手洗いが大切です。
感染した場合、一緒に暮らす家族とはタオルや食器を分ける方がよいでしょう。
治療は抗生物質が使われます。
10日間分処方されるが、服用を始めて2~3日で熱が下がり、イチゴ舌や喉の痛みなども徐々に改善するため、薬を途中でやめてしまう人が多いようです。
服薬を中断すると、溶連菌を完全に排除することができず、腎炎やリウマチ熱などの合併症につながる危険性があります。
学校は10日間休む必要はなく、適切な抗菌薬の使用開始から24時間が経過して、熱が下がり元気を取り戻したら登校してよいと学校保健安全法に定められています。
溶連菌感染症は命に関わるような恐ろしい病気ではありません。
しかし、合併症の危険性が潜んでいるため、症状がよくなった後も処方された分の薬は飲み切ることが肝心です。
リウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症につながってしまうことがあります。
処方薬は決められた用法で決められた期間で飲みきることは、服薬の基本中の基本です。
予防としては、感染した人との濃厚な接触をさけることがもっとも大切です。
また、こまめなうがいや手洗いもしっかり行いましょう。
舌異常な腫れや痛みがある場合は歯科医院または口腔外科での受診をおすすめします。

「 頬や顎の下に腫れ・痛み 唾石症 」
唾液を口の中に分泌する唾液腺の管(唾液腺管)の内部に「石」ができて流れが滞り、食事の際に顎の下などに腫れや痛みが表れる。
そのような病気を「唾石(だせき)症」といいます。
◇唾液の流れ悪く
患者は小学生から高齢者まで幅広いが、特に20~40代が多いです。
石は唾液腺管内部の有機物や唾液中のカルシウムなどで作られ、大きさや形はさまざまです。
最初は「ちり」のようだが、徐々に1~30ミリまで大きくなることもあります。
耳下腺、顎下腺、舌下腺の三つの唾液腺のうち、顎の下辺りにある顎下腺管にできるケースが8~9割を占めます。
唾液は食事中に多く分泌されるが、その流れが石によって滞るため、唾液腺に腫れや痛みが生じます。
食事が終わると唾液分泌が減り、滞っていた唾液も管内の壁と石の隙間から少しずつ流れ出すので、1~2時間で症状は治まります。
しかし、何らかのきっかけで、唾液腺管に口の中の細菌が入ってしまうと化膿(かのう)性の炎症が生じ、急に痛みがひどく症状が悪化します。
◇内視鏡で治療
悪性の病気ではなく、石が自然に出てくることもあるため、日常生活への支障がなければ、経過観察も選択肢の一つです。
また、食後に唾液腺をマッサージすることで、小さい石は排出されるかもしれません。
ただし、症状の程度によっては手術が必要になります。
手術には、唾液腺管の出口から管内に内視鏡を挿入して石を取り出したり砕いたりする「内視鏡手術」と、口内の粘膜を切開して石を取り出す「口内法」があります。
首の皮膚を切開して唾液腺そのものを摘出することもあります。
大きさが4~5ミリ以下で、管の中を浮遊しているような石は、内視鏡手術だけで摘出できる可能性が高いとのこと。
それより大きい石や管の壁に癒着している石の場合、口内法と内視鏡を組み合わせます。
石が大きかったり、癒着が著しかったりする場合は、頸部(けいぶ)を切開して唾液腺を摘出することもあります。
症状を繰り返す場合は、耳鼻咽喉科を一度受診しましょう。

「糖尿病予備軍との診断」
健康診断を受けて、糖尿病予備軍と診断された方はいらっしゃいませんか?
糖尿病とは「インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに血糖値が普段より高くなっている状態」を言います。
この状態が長く続けば全身状態が悪くなり、糖尿病腎症、糖尿病網膜症、糖尿病神経症などさまざまな合併症を発症することがわかっています。
当然、口腔内の環境も悪化させますが、糖尿病患者の口の中はどうなるのでしょうか?
糖尿病の人は、さまざまな病気を合併しますが、そのひとつが歯周病です。
糖尿病の第6の合併症ともいわれ、糖尿病があると歯周病になりやすく、歯周病が悪化しやすいことが明らかになっています。
また、歯周病があると血糖値が上がって、糖尿病になりやすく糖尿病が悪化しやすいのです。
両者はまさに悪循環する関係で、一気に体を蝕んでいくのです。
実際、米国のピマ族の大規模疫学調査により糖尿病患者における歯周病発症率は糖尿病でない人に比べて2.6倍高いことが報告されています。
日本でも、HbA1cが6.5%以上の2型糖尿病患者は健常者より歯周組織破壊の相対リスクが高まるとの報告もあります。
歯周病は歯の周囲の汚れであるプラークの中に含まれる細菌の毒素などが原因で歯肉に炎症が起きて、歯を支える歯槽骨が溶けていく病気です。
初期の段階ではわかりませんが、朝起きた時に、口の中がねばねばする、歯磨きの時に出血する、歯肉が下がって歯と歯の間の隙間が広くなったり歯が伸びたように感じる、歯がグラグラする、などの自覚症状が出た時はかなり病状が進行した状態です。
歯周病を放っておくと、歯を失うだけでなく、心臓や脳の血管を詰まらせ、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが3倍程度も高まることがわかっていて、喫煙以上の健康被害があります。
なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすいのか?
その理由は大きく3つあるという。
1つは、高血糖による脱水作用で口腔内が乾きドライマウスとなり、唾液の自浄作用が低下するために、歯肉に炎症が起きやすくなることが理由として挙げられます。
2つ目は、高血糖により白血球の機能が低下して、歯周病の原因であるプラークの菌に対しての抵抗力が低下して健康な人に比べてより有害なプラークができやすく、歯周病が発症しやすくなることです。
3つ目は、血液中の過剰なブドウ糖がタンパク質と結びついて作られる最終糖化産物が歯周の重要な組織であるⅠ型コラーゲンやラミニンなどを変化させることなどが指摘されています。
逆に歯周病が糖尿病を発症させたり、重症化させるのは、歯周病の病巣から出る毒素や炎症物質が血液を介して全身に広がり、それがインスリンの働きを低下させ、血糖値を上げるからです。
血糖コントロールが悪くなって、感染症に弱くなると、虫歯が増えてきてもおかしくないのです。
ハッキリした統計データはありませんが、臨床の場での印象では糖尿病の人は虫歯が多い印象があります。
とくに、糖尿病の人の虫歯は、健常な人ならまずできないであろう、下あごの前歯にも虫歯ができやすい。
本来、下あご前歯の裏側には再石灰化能の高い唾液腺の開口部があり、虫歯になりにくい部位です。
しかし、糖尿病の人は、高血糖で口が乾き、唾液が出にくいため、虫歯ができやすいのです。
■しっかり口腔ケアすれば血糖値も下げられる
糖尿病の人の口の中は口腔カンジダ症も発症しやすくなる。
この病気は、真菌の一種であるカンジダ菌による口腔内疾患のひとつで、舌や頬など口腔粘膜に付着した白い苔のようなものです。
出血したり、痛みがあります。
もともとカンジダ菌は体内に常在していますが、この菌は日和見菌で、唾液の分泌が減ったり、免疫が落ちるなどすると悪さをするのです。
他にも、糖尿病の人は細菌の塊である舌苔が増えたり、甘酸っぱいにおいのアセトン臭やケトン臭がすることがある。
糖尿病やその予備群の人は、口腔ケアをしっかりすることが大切なのです。
たとえば歯周病の治療によって血糖値が下がり、糖尿病が改善する好循環も報告されており、糖尿病の合併症を防ぐことにもつながるのです。
薬を飲んだり、運動するのも良ですが、血糖コントロールには、まずは食後の歯磨きから始めましょう。
・7月20日(木)振替診療日といたします。

「ストレスと口腔内のトラブル」
就労している人がプライベートで悩みやストレスを感じる項目が多いほど、口腔内のトラブルが増加することが、東京医科歯科大学の調査で分かったようです。
職場の定期検診ではメタボリック症候群や血圧など全身状態の観察が中心です。
しかし、歯や歯ぐきの状態も加えてストレスによる影響をチェックし、従業員の健康保持の向上につなげる経営の仕組みが必要だとのこと。
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の相田潤教授(公衆衛生学)らの研究グループは、2013年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査を基に、ストレスと口腔の関係について分析しました。
この調査は正規・非正規を問わず就労している27万4881人を対象とした大規模なもので、内訳は男性15万2850人、女性12万2031人、平均年齢は47.0歳です。
その結果、ストレスを感じる項目がゼロと答えた人で口のトラブルを抱えているのは2.2%だった。
ストレスの数が1個、2個と増えていくごとに増加し、6個と答えた人の10.9%、7個以上になると全くストレスがない人の約7倍となる14.4%に口腔トラブルがあることが分かりました。
恋愛、自由な時間、家事、育児、経済状況、住まいのトラブルなど仕事以外の19項目について、ストレスを感じていると答えた項目の個数と、「歯が痛い」「歯ぐきのはれ・出血」「かみにくい」といった3つの口に関するトラブルの発生と関連があるかどうかを調べたようです。
解析にあたっては性別や飲酒・喫煙の習慣、職種など個々が抱える要素による影響を考慮しております。
ストレスを感じると、人は強く歯をかみしめたり、就寝時に歯ぎしりをしたりします。
歯が痛ければ何事にも集中できず、かみにくければ食事や会話が楽しめないなど、ストレスが増大する負のスパイラルに陥ります。
歯ぐきのはれや出血は歯周病が発症しているサインで、放っておくと早産・低体重児出産や糖尿病、心筋梗塞の悪化など、全身の健康を害する恐れが高まります。
また、歯科治療に通っていたとしても、ストレスが多いと治療がうまくいかないケースもあるとのこと。
相田教授は今回の分析結果を踏まえ、「忙しいと歯科医院に行きにくくなる。雇用する側が定期的な歯科検診を福利厚生で提供するなどの仕組みがあるとよい。
プライベートで発生するストレスは生産性の低下など仕事にも関連する。
経営者も産業衛生の取り組みに歯科も入れるなど意識を向けてほしい」と話す。
今後は政府が昨年6月に掲げた骨太の方針の中に国民皆歯科健診があるため、不調の原因に気が付くきっかけになるかもしれない。
「欠損補綴について」
自分の歯を失った場合の代表的な選択肢は入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類がある。
それぞれどんなメリットとデメリットがあり、何を基準に選べばよいのか・・・。
抜歯後に健康保険適用の治療で対応できるのは入れ歯とブリッジの2つです。
入れ歯には「総入れ歯」もありますが、ここでは1〜数本の歯を失った場合の「部分入れ歯」について説明します。
部分入れ歯は残っている自前の歯に金属などのバネをかけて固定させます。
保険適用のため安価で治療期間が短い(1〜2カ月)とされます。
しかし、歯肉で支えられる入れ歯は元の歯に比べてどうしてもかむ力が弱くなることや、また慣れるまで異物感を覚え、滑舌が悪くなることもります。
健康保険適用の入れ歯は設計や素材などの制約のため、フィット感や耐久性に限界があります。
一方、費用はかかるが自由診療の入れ歯はバネの部分が樹脂製などで目立たなくすることもでき、耐久性も素材の選択の幅が広がるためあげることもできます。
入れ歯は一種の工芸品であり、歯科医院での型取り、模型づくり、かみ合わせチェックなどを経て歯科技工士が職人技で仕上げるものです。
各工程で少しずつ生じた誤差は最後に削って調整するが、自由診療の入れ歯の場合は「ぴったりフィットするまで細かい補正が可能となります。
ブリッジは抜けた歯の両隣の健康な歯を削って、それらを「支え」として人工歯を上からかぶせて橋渡しする治療法です。
かむ力は入れ歯より強い。ただ、両隣に支えとなる歯が必要なので一番奥の歯には使えません。また人工歯の柱として健康な歯を数本削らなくてはならず、その歯に負担もかかります。
構造上、清掃が難しく歯間ブラシなどでしっかり手入れしないと歯垢(プラーク)がたまりやすく、歯周病や虫歯のリスクが増大します。
近年、一般的になったインプラントとは、抜歯した部分の顎の骨(歯槽骨)に「インプラント体」(チタン合金などの人工歯根)を埋め込み、その上から人工歯をかぶせる治療法のことです。
入れ歯やブリッジなどに比べると咀嚼(そしゃく)力、審美性ともに優れています。
残っている健康な歯に負担がかからない点も大きなメリットで、手入れも健康な歯とほぼ変わらずになります。
入れ歯やブリッジの欠点を補ってあまりある治療法に思えるが、インプラントは決して万能な治療法ではありません。
まずインプラントを埋め込む外科手術が必要なため、治療期間は長くなり、自由診療のため費用もおよそ高額です。
また、事前に顎の骨の状態をX線写真やコンピューター断層撮影装置(CT)検査でチェックしますが、歯周病などが原因で顎の骨の量や質が不十分でインプラントを埋め込むことが困難な患者もいます。
また、糖尿病や骨粗鬆(しょう)症患者は、インプラント体と歯槽骨が結合しにくく手術のリスクが高まります。
そうした場合は入れ歯かブリッジを選択するしかないだろう。
以上、3つの選択肢に関して述べてきたことはあくまでも一般的なものであり、どれがふさわしいかは患者さん一人ひとりの状況によって異なります。
患者さんのライフスタイルやライフステージを踏まえて選択肢を提示するし、保険の適用や治療費を含め、最適な選択肢を一緒に探してくれる歯科医を見つけることが重要だろうと思われます。

「歯が沁みる痛み」
~自己判断せず歯科医院受診を~
日本歯内療法学会(東京都豊島区)が「歯が沁みる痛み」について調査したところ、日常的に歯が沁みる体験をしている人が多いことが分かったようです。
◇自己診断は危険
歯が沁みる「知覚過敏」とは、歯の神経が何らかの原因で刺激を感知している状態です。
加齢で歯肉が下がったり、歯がすり減ったり、治療済みの箇所が敏感になったりしていることなどが原因です。
20~50代の560人を対象にした日本歯内療法学会による調査(2022年9月実施)では、過去に歯が沁みる経験がある人は65.4%で、そのうち
1カ月以内に歯が沁みた人は41.5%いたとのことです。
1カ月以内に歯が沁みた人のうち、半数が何も対処をしていなかったようです。
また、過去に歯が沁みた人のうち、32.0%が「知覚過敏と思ったが、歯科医に虫歯とされた経験」があったとのこと。
知覚過敏が一時的な痛みであるのに対し、虫歯は慢性的でずきずきとした持続的な痛みになります。
虫歯が悪化すると歯に穴が開いたり、黒くなったりするが、初期の段階では肉眼で分かりにくく進行してしまいます。
虫歯でなくても、歯に薬を塗ったり、レーザーを当てたり、専用の歯ブラシを使ってもらったり、知覚過敏の処置ができます。
放置すると、しみるので歯磨きがおろそかになり、虫歯になってしまいます。
◇自宅と歯科でケアを
毎日のセルフケアも大事です。
歯ブラシでブラッシングするだけでなく、タフトブラシ(一つの毛束でできた小さなヘッドの歯ブラシ)、歯と歯の間の食べカスを取るデンタルフロスや歯間ブラシを用いるとよいでしょう。
使い方は歯科医院で指導してもらえます。
自分では完璧にブラッシングしているつもりでも、奥歯など目に見えないところは磨き残しが多いです。
細かい部分の汚れは取りきれないので、歯科医院でのプロフェッショナルなケアが重要になります。
歯科医院とうまく付き合うことが長期的に歯を保つこつと言えるでしょう。
・4月27日(木)振替診療日といたします。
「歯磨き粉の量」
歯ブラシをするときのつける歯磨き粉の量を各学会が提示していましたのでお伝えします。
フッ化物配合歯磨剤(歯磨き粉)の推奨される利用方法を、日本口腔衛生学会など歯科医療に関わる4つの学会が発表しました。
近年の研究による、新たな基準での歯磨き方法を提示しています。
日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会による合同の提言です。
基本的には「歯磨きは就寝前を含め1日2回」「歯磨き後は歯磨き粉を軽く吐き出し、うがいする場合は少量の水で1回のみ」としつつ、年代別の使用方法を説明しています。
歯磨き粉の適量は、歯が生えてから2歳までは米粒程度(1~2ミリ程度)、3~5歳はグリーンピース程度(5ミリ程度)、6歳以上から成人・高齢者は歯ブラシ全体(1.5~2センチ程度)とのことです。
これは飲み込んでしまうリスクを考慮したもので、乳幼児が誤って大量に食べたり飲み込んだりしないよう、使用法と保管場所への注意も呼びかけられています。
使用する歯磨き粉については、年齢に合ったフッ化物濃度の製品を選ぶよう推奨されていますが、多くの市販品に濃度は記載されていません。
学会は、フッ化物の種類と濃度の表示義務が定められた国際規格(ISO 11609)にあわせて明記するよう求めています。
・3月23日(木)振替診療日といたします。

「口臭と舌苔について」
口臭とは、本人と第三者が不快に感じる呼気のことを言います。
歯周病と舌苔(ぜったい)がその二大原因といわれますが、一般に歯科医院では、歯周病のチェックは行われても舌苔のチェックは行われないていないのがほとんどです。
しかしながら、舌苔は舌を磨くことで除去できますが、磨き方には十分注意する必要があります。
舌苔は自然にはなくならない
舌苔は舌に付着した細菌の塊で、白いコケ状をしています。
食べかすやはがれ落ちた粘膜を細菌が食べて分解した産物で、いわば汚れの塊です。
舌苔の付着は病気ではないですが、自然に消えることもありません。
放置すると分厚くなり、たんぱく質を分解して揮発性のガスが発生し、口臭の原因になります。
食べ物をかむ回数が少ない、口呼吸、喫煙や飲酒、清掃不足など、生活習慣により、舌苔ができやすい人とできにくい人に分かれます。
また、抗生物質を服用すると口腔(こうくう)内細菌のバランスが崩れ、黒い舌苔ができることがあります。
本来なら、舌苔の有無の判断や除去の仕方の指導などは歯科医院でするのが理想ですが、口臭を訴える患者に対して、舌苔に目を向ける歯科医師はまだ少ないのが現状です。
舌ブラシで1日1回
舌苔は舌を磨くことで除去できます。
しかし、正しい舌磨きの方法を知っている人は少なく、除去とは関係がない場所を磨いている人もいるようです。
舌磨きは必ず専用の舌ブラシを使いましょう。
市販の製品でよいですが、金属製のヘラ状の製品や普通の歯ブラシは硬すぎるので避けた方がよいです。
舌の表面の乳頭を傷つけやすく、小さな傷が繰り返しできると、舌がんを招く恐れがあります。
舌苔は、舌の奥側に付着しやすいため、磨く前に鏡で付着している箇所を確認しておきましょう。
磨き方は、奥から手前に数回、汚れを優しくかき出します。
慣れないうちは鏡を見ながら行い、決して強くこすらないようにします。
専用の舌磨き粉もありますが、水だけでも十分です。
嘔吐(おうと)反射が起こりやすいので、できるだけ舌を前に突き出すようにしましょう。
目安は1日1回程度。
それ以上は明らかに磨き過ぎです。
また、舌ブラシで軽くこすってみて、黄色や茶色の汚れが付着しなければ、無理に磨く必要はありません。
磨いた後はよくうがいをして、口腔内を洗浄しましょう。
高齢になるとかむ回数や唾液が減り、舌苔ができやすくなります。
口臭だけでなく、誤嚥(ごえん)性肺炎などのリスクにもつながるため、正しいセルフケアを身につけて舌苔を予防しましょう。
・2月9日(木)振替診療日といたします。

「骨粗鬆症と抜歯について」
皆さん、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
近年、健康寿命を延ばすためには「歯の健康」が大切だと周知され、虫歯や歯周病の治療が重視されているます。
高齢になっても歯科治療やケアは欠かせないですが、「骨粗鬆症」を抱えている人は注意する必要があります。
「骨粗鬆症」は、骨の量が減って強度が低下し骨折しやすくなる病気で、高齢化が進む日本では1000万人以上の患者がいるといわれています。
転倒をはじめ、手や肘をつく、くしゃみや咳といったちょっとした衝撃で骨折してしまうケースもある。
背骨、手首、太ももの付け根の骨が折れやすく、骨折がきっかけで寝たきりになってしまう場合も少なくないのです。
治療は薬物療法が中心で、骨密度を高めて骨折の危険を減らします。
病状に応じて、
①骨吸収を抑制する薬(ビスホスホネート、抗RANKL<デノスマブ>、カルシトニン、SERMなど)、
②骨の形成を促進する薬(ビタミンK2、副甲状腺ホルモン<テリパラチド>など)、
③骨代謝を調節する薬(カルシウム、活性型ビタミンD3など)が使われています。
この中で、①骨吸収抑制薬の「ビスホスホネート」を長く服用している人は、歯科治療を受ける際に注意が必要です。
「2003年、骨吸収抑制薬のビスホスホネートを服用している患者が抜歯などの外科的な歯科治療を受けた後、まれに『顎骨壊死』を発症するケースが報告されました。
顎の細胞や組織が死んで骨が腐った状態になり、口腔内細菌の感染によって顎の痛み、腫れ、化膿といった症状が現れます。
進行して悪化すると、壊死が広がって顎の骨が折れたり、皮膚の表面に穴が開いて膿が漏出するケースもあります」。
ビスホスホネートの長期服用がなぜ顎骨壊死を起こすのか、まだ詳しい機序ははっきりわかっていないというが、日本の研究では、ビスホスホネートに認められる「白血球に働きかけて殺菌物質の産生量を増やす」という作用が関係しているとの報告があります。
ビスホスホネートを長期服用している人の場合、口腔内に常在している細菌が歯周ポケットや歯科治療による外傷などから顎の骨の中に侵入して炎症を起こすと、白血球が産生する殺菌物質が過剰になり、自分の細胞などを攻撃するなどして顎骨壊死を誘発しやすくなるといわれています。
「ビスホスホネートの投与期間が長くなればなるほど発症リスクが高くなり、さらにステロイドなどの免疫抑制剤を使っている人や、糖尿病などの合併症があって感染しやすい状態の人もリスクがアップすると考えられています。
ただ、発症頻度はまれで、がん治療などで高用量のビスホスホネート系薬剤を静脈注射投与している患者で0.6~6.7%、骨粗鬆症で使われる低用量の経口投与では0.00038~0.1%程度と推計されています」
■休薬してから治療が行われるケースも
それでもリスクが考慮され、骨粗鬆症の治療で長期間ビスホスホネートを服用している人が抜歯などの外科的な歯科治療を行う場合、当初は「3年以上服用している人は3カ月の休薬の後で処置を行う」とされていました。
該当する患者が来院した場合、まずは骨粗鬆症治療の担当医に「外科的な歯科治療を行いたいので3カ月程度の休薬が可能かどうか」を手紙などで打診し、問題がなければ休薬後に処置を行う。
休薬が難しいケースでは、まずは口腔内の炎症をできるかぎり少なくするために歯石除去や殺菌などの処置を行ったうえで、治療の1時間前に抗生剤を服用してもらってから実施する手順でした。
「しかし、さらに骨吸収抑制薬関連顎骨壊死の研究が進んだ結果、『4年以上の服用で少なくとも2カ月の休薬』に変更となり、現在は『低用量であれば休薬は必要ないのではないか』とされています。
今年3月、米国口腔顎顔面外科学会による予防・診断・治療の指針の改定で、そう言及されたのです。
これを受け、いまは休薬ができなかったケースと同じような手順で治療を行っています」ビスホスホネートなどの骨吸収抑制薬は骨粗鬆症に対して非常に有効な薬なので処方されている患者は多いです。
歯科治療を受ける際はお薬手帳を持参したり、治療前に使っている薬を歯科医に伝え、しっかり指示を仰ぎましょう。
自己判断での休薬は絶対にやってはいけないです。
・1月12日(木)振替診療日といたします。
所在地 | 〒085-0048 釧路市駒場町1番2号 |
---|---|
電話番号 | ☎:0154-31-7373 📠:0154-73-7374(FAX) |
バスでお越しの方 | 釧路バス55番線乗車/若草8番地バス停下車 |
車で起こしの方 | 医院前駐車場をご利用ください。 |
お支払いについて | 自費診療(保険外診療)に限り、クレジットカード払いが可能です。 ![]() |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30〜13:00 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
14:30〜17:00 | - | - | - | - | - | ● | - |
14:30〜18:00 | ● | ● | ● | - | ● | - | - |
休診日:木曜、日曜、祝日
お昼休み:13時~14時30分
所在地 | 〒085-0048 釧路市駒場町1番2号 |
---|---|
電話番号 | ☎:0154-31-7373 📠:0154-73-7374(FAX) |
バスでお越しの方 | 釧路バス55番線乗車/若草8番地バス停下車 |
車で起こしの方 | 医院前駐車場をご利用ください。 |
お支払いについて | 自費診療(保険外診療)に限り、クレジットカード払いが可能です。 ![]() |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30〜13:00 | ● | ● | ● | - | ● | ● | - |
14:30〜17:00 | - | - | - | - | - | ● | - |
14:30〜18:00 | ● | ● | ● | - | ● | - | - |
休診日:木曜、日曜、祝日 /
お昼休み:13時~14時30分